北のカエル酒場

北の国からお届けします。カエルとかGISとかの話をします。

ぱぷりこさん「妖怪男ウォッチ」は男女関係なく、恋愛だけでなく人生こじらせにも道を示してくれる

元カノさんに妖怪っぽさを揶揄された栞です。

 

人生の師とお慕い申しておりますぱぷりこさんの「妖怪男ウォッチ」

明日、「友達はDVだって言ってるんだけど暴力振るわれてないし、悪いのは私だし、まぁ仕方ないよね・・・」ってモラハラ妖怪男に自尊心をやられかけている知人に貸すことになったので、そのまえに読み切っちゃおう♡と思いちゃんと読みました。

 

恋愛指南書のようですがこれは人生指南書です。

自分らしく、自分の意志で生きるためにはどういう心持でいればいいのかを「妖怪男」というツールを使うことで具体的でわかりやすく、力強い言葉で描き出してらっしゃいます。

 

前半の妖怪男生態図鑑はブログを日常的に読んでたりtwitter追ってればまぁ流し読みでいい感じがします。これはケーススタディーであり、女子会の「共感部門」が活躍するパートです。こころがちくちくするやつです。

「こういう男、時々見るよな、、、怖い怖い、自分はそうならないようにしよう」

そのくらいでいい気がします。

いろんなところに見覚えのある妖怪がいます。他人だったり、俺の一面だったりします。

 

255ページ中、221ページまでが妖怪男生態紹介と相談事例紹介に費やされます。多くねぇ!!??でも妖怪男百鬼夜行をたった200ページに収めたのすごいと思う。分類とラベリングが絶妙です。本来なら水木しげるの妖怪大百科みたいに何巻にもわたるところだったでしょうが

水木しげる妖怪大百科

水木しげる妖怪大百科

 

俺が本当に読みたかったのは退散の章で、たった40ページ少なくねぇ??ってはじめは思いましたが、ぱぷりこさんの普段からの主張のエッセンスがすべて詰まっていました。

このエントリとこのエントリで紹介されている本に書かれていることすべてが詰まっています。(私がこのエントリ好きなだけかもだけど)

papuriko.hatenablog.com

p.226 で「妖怪恋愛の構造」を図説し、全ては妖怪のせいではなく、自分の理想の恋愛と現実の恋愛のギャップがつらみを生じているせいなのね、ということを示します。

続く章から1枚2ページという簡潔さで妖気退散のための12のお札を授けてくれるわけですが、、、、

 

「妖怪恋愛の構造」は「人生こじらせの構造」と読み替えることができます。

通底している問題は全く同じ、理想と現実の間に生じているギャップを正しく把握しろ、理想を人にゆだねるな、おぞましく醜い現実を直視しろ、自分の幸せは自分で決めるんだ・・・

これは生き方の指南書だ。生きるうえで不可避な他人と深いかかわり(ここでは恋愛だけど)を築くことに自分の意志で立ち向かうための指南書だ。